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和菓子はダイエット向きのおやつ?~太りにくい食べ方をポイント解説~

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和菓子はダイエット向きのおやつ?~太りにくい食べ方をポイント解説~

当記事の執筆は、管理栄養士  前間弘美が担当しました。
*シンクヘルスブログ監修・執筆者情報一覧はこちらをご覧ください

健康的な菓子とのイメージを持たれることが多い、和菓子。

ダイエット中でも「和菓子なら」食べてもよいのでしょうか?

そんな疑問を解決すべく、今回はダイエットと和菓子の関係について詳しく解説していきます。

さらにダイエット中にオススメの和菓子についてもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

ダイエット中に和菓子を食べてもいいの?

ダイエット中に和菓子を食べてもいいの?

結論から申し上げますと、和菓子に限らずダイエット中に菓子を食べることは推奨できません

なぜなら一般的に菓子はカロリーや糖質、脂質の高いものが多く、和菓子も高カロリーかつ高糖質の食品だからです。

しかし無理に我慢するとストレスがたまったり、リバウンドしてしまったりとダイエットが長続きしないことも。

ダイエットは継続することが大切ですから、和菓子もうまく取り入れながら理想の体を目指せたら理想的ですね。

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和菓子のカロリー

ダイエット中に和菓子をうまく取り入れられるよう、まずはカロリーを把握しましょう。

100gあたりのカロリー1食(※)あたりのカロリー
今川焼217kcal195kcal/1個(90g)
カステラ313kcal157kcal/1切れ(50g)
みたらし団子194kcal155kcal/1串(80g)
大福もち223kcal223kcal/1個(100g)
どらやき292kcal263kcal/1個(90g)
蒸し饅頭254kcal102kcal/1個(40g)
最中277kcal111kcal/1個(40g)
練り羊羹289kcal173kcal/1切れ(60g)
水羊羹168kcal134kcal/1切れ(80g)
かりんとう420kcal168kcal(40g)

※商品によって異なるため目安を示しています

参考までにコンビニのおにぎり1個分(100g)のご飯は156kcalですから、和菓子はご飯よりも高カロリーであることがわかりますね。

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和菓子は太りにくいと言われる理由

和菓子が太りにくいと言われる理由は、次の通りです。

脂質が少ない
食物繊維が摂れるものもある


食物繊維が摂れる和菓子が多いのは、
材料として豆類が多く使われているためです。

さらに寒天を用いているものは、食物繊維がより多く含まれます。

ただし高カロリーな和菓子は食べすぎれば当然太りますので、食べる量や頻度には注意が必要です。

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洋菓子よりもダイエット向きなのか

答えはYesです。

和菓子と洋菓子では含まれる「脂質の量」に大きな差があり、これがダイエットに関係しています。

先ほど和菓子は脂質が少ないとお伝えしましたが、洋菓子はバターや生クリームなどを原材料とするため脂質が多いです。

脂質は同じエネルギー産生栄養素(※)である糖質やたんぱく質に比べて、100gあたりのカロリーが高いので、同じ量を食べると摂取カロリーが高くなります。

つまり脂質の少ない和菓子は、同じ量の洋菓子よりもカロリーが少なくダイエット向きといえます。

(※)私たちの体のエネルギー源として必要な炭水化物(糖質+食物繊維)・たんぱく質・脂質の総称

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ダイエット中に和菓子を食べる時のポイント

ダイエット中に和菓子を食べるポイントは「種類、量、時間」の3つです。

まず「種類と量」について、ダイエット中の間食は1日80~100kcalが望ましいです。

「水羊羹」のような比較的カロリーの低いものであれば60g(1個)程度食べられますが、高カロリーの「かりんとう」ですと23g(2~3本)までとなります。

次に「時間」です。

和菓子を食べる時間は、日中でとくに15時前後がベストです。

夕食後におやつを食べながらゆっくりする方もいらっしゃるかもしれませんが、夜遅い時間になるほど同じものを食べても脂肪として蓄積されやすくなります。

ダイエット中は、日中に和菓子を食べるよう心がけるとよいですね。

【必見!】オススメの和菓子ランキング

最後に、ダイエット中にオススメの和菓子をランキング形式でご紹介します。

ダイエット中に甘いものが食べたくなったときの参考にしてくださいね。

1位:寒天ゼリー

1位:寒天ゼリー

寒天は海藻からできているため、寒天ゼリーは低カロリーで食物繊維が豊富です。

食物繊維は水分を含むと膨らむ性質を持つので、お腹の中で膨らみ満腹感が得られます。

つまりカロリーが低いにもかかわらず満腹感が得られる寒天ゼリーは、ダイエットに適した和菓子であると言えますね。

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2位:水羊羹

あんこを使った菓子の中で、とくに水分量の多いものが水羊羹です。

そのためボリュームがあるにも関わらず、普通の羊羹や他の和菓子に比べるとカロリーや糖質が低めです。

また低糖質羊羹も市販されているので、カロリーや糖質をより抑えたい方は試してみるのもよいでしょう。

3位:練り切り

3位:練り切り

練り切りは白あんと砂糖が主原料ですので100gあたりのカロリーや糖質は高いですが、サイズが小さいため1個分のカロリーは100kcal前後です。

練り切りは甘みが十分にあり、デザインも様々ですから目でも楽しむことができ、満足感も得られやすいでしょう。

まとめ

以上、和菓子とダイエットの関係について解説しました。

基本的には、ダイエット中に菓子を食べることは推奨できません

しかしダイエットを無理なく継続するために和菓子を取り入れる場合は、食べる「種類、量、時間」を意識するとよいです。

ここでは、1日80~100kcalの和菓子を日中に食べる方法をご紹介しました。

それでは当記事を参考に、適度に息抜きをしつつ理想の体を目指していただけたら幸いです。

なお、弊社の開発する無料アプリ・シンクヘルスでは体重・カロリー&糖質を含む、食事・血糖値などの記録がカンタンにできます。日々の健康管理でぜひ活用してみてください。

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参考文献
文部科学省 食品成分データベース
社会医療法人明陽会 健康管理センター健診センター保健指導室 保健指導室だより Vol.10 2013.3

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