【HIITトレーニング】初心者の方におすすめ〜動画でメニューを紹介〜
当記事の執筆は、健康運動実践指導者 河内義紀が担当しました。
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「なかなか運動しても脂肪が燃焼されない」などといったお悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか?どのような運動をしたら良いのか、迷いますよね。
脂肪燃焼に効果的な運動の一つに「HIITトレーニング」があります。HIITトレーニングとは、20秒間の運動と10秒間の休息を8回繰り返す運動です。短時間で鍛えられ、脂肪を燃焼できるのは非常にうれしいですよね。
そこで、今回はHIITトレーニングのメニューから運動の効果を高めるポイントまでをご紹介します。運動初心者の方でも鍛えられる内容ですので、ぜひ最後までお付き合いください。
目次
【4分】HIITトレーニングで脂肪を燃焼しよう
ご紹介する動画は、運動初心者の方でも実践しやすい内容です。動画の後半は、体力が消耗してきつくなってきますが、楽しみながら丁寧に行っていきましょう。
スクワット〜下半身の強化に最適〜
スクワットでは、下半身の大きな筋群(太ももやお尻)を中心に鍛えられます。大きな筋群を鍛えると、筋肉がつきやすく、脂肪燃焼の効果が高まるのです。
また、複数の筋肉を同時に鍛えられるのがメリットの一つです。じわじわと太ももに負荷を感じながら行いましょう。
ポイント② 膝とつま先の向きを揃える(膝の怪我を防止するため)
参考記事:【糖尿病の方必見】筋トレは血糖値の改善に有効〜オススメの筋トレを紹介〜
横バンザイ〜スピードを意識して負荷アップ〜
横バンザイは、やり方が簡単で取り組みやすい運動です。また、腕の上げ下ろしのスピードを早めることで、負荷が高まってきます。
まずは、動画で正しいフォームを覚えましょう。
ポイント② 腰を反らないよう、お腹に力を入れながら行う(腰の怪我を防止するため)
カーフレイズ〜美脚を目指す方におすすめ〜
カーフレイズは、かかとの上げ下げを行う運動です。鍛えることでふくらはぎが引き締まりやすくなり、綺麗な脚を目指せます。
また、普段座りっぱなしでむくみやすい方にも、おすすめのメニューになります。
ポイント② バランスを崩さないよう、壁に手をついて行う(転倒を防止するため)
肩甲骨寄せ運動〜脂肪を燃焼させる効果あり〜
肩甲骨のまわりには、脂肪を燃焼させる「褐色脂肪細胞」が集まっています。肩甲骨まわりを刺激すると、褐色脂肪細胞の動きが活性化し、ダイエットの効果を高めることにつながるのです。
普段、肩甲骨まわりを動かしていない方は、積極的に動かしていきましょう。
ポイント② 手のひらを外側に向ける(肩甲骨の可動域を出すため)
HIITトレーニングが運動初心者におすすめな理由
「HIITトレーニング」と聞くと、初心者の方には難しくてきついイメージがあるかと思います。しかし、自身の体力レベルに合わせた負荷にすることで、初心者でも安心安全に行えるのです。
今回は、HIITトレーニングのメリットを2つご紹介します。
忙しい状況でも実践しやすい
HIITトレーニングは短時間(約5分)で行えるため、仕事が忙しいなどが理由で運動に取り組めていない方にとって、非常に有効な運動です。
初心者の方がトレーニングというワードを聞くと、「長時間しなきゃいけないんでしょ」と思われる方も多いかと思います。トレーニング時間は人それぞれですが、多くやったから良いという訳ではありません。自分のペースで運動していくことが大切です。
そのため時間がない方は、短い時間で効率良く脂肪燃焼できるHIITトレーニングを実践してみましょう。
負荷の調整ができる
初心者の方でもご自身に合った負荷で運動できることが、HIITトレーニングの特徴です。
たとえばスクワットですと、脚の幅やしゃがむ深さを変えることで、身体にかかる負荷を自由に調整することができます。アレンジが効きやすく、続けやすくなるでしょう。
運動の効果を高めるポイント
せっかくHIITトレーニングを行うなら、効率良く鍛えて、脂肪燃焼していきたいですよね。
そこで、運動の効果が高まるポイントを3つご紹介します。
正しいフォームで行う
1回1回正しいフォームで行うと、筋肉に負荷がかかりやすくなり、効率良く脂肪燃焼することができます。
HIITトレーニングは20秒間動き続けるため、体力が消耗するセット後半にフォームが崩れやすくなるのです。間違ったフォームは、腰や膝などを痛める原因にもなります。
まずは運動動画などを活用して、正しいフォームを習得しましょう。
参考記事:ボディメイクにはトレーニングが必須!〜運動の専門家が具体的な方法を紹介〜
週2〜3回を目安に実施
HIITトレーニングの頻度は、週2〜3回程度(連続しない日程で行う)が理想的です。
また、筋肉を効率よくつけるには、トレーニングしない日を設けることも大切です。トレーニングしない日は、筋肉をしっかりと休ませることで、筋肉がつきやすくなります。
しかし、初心者の方がいきなり週3回のトレーニングを行ってしまうと、身体にかかる負荷が高まり怪我につながる恐れがあります。
そのため、初心者の方は週1回程度の運動から始めてみましょう。
参考記事:筋トレのメニューを大公開〜自宅で運動動画を見ながら鍛えよう〜
HIITトレーニング後の有酸素運動で脂肪燃焼アップ
脂肪燃焼を促進させるには、HIITトレーニングの後にウォーキングなどの有酸素運動を行うことが有効です。なぜ、HIITトレーニング後に有酸素運動を行うと良いかというと、トレーニングを行うと成長ホルモンが分泌されるからです。
成長ホルモンは代謝を活発にしたり、脂肪燃焼を促進させたりするホルモンです。成長ホルモンが分泌された状態で有酸素運動を行うと、脂肪が燃焼されやすくなります。
脂肪燃焼して理想的な身体を目指したい方は、ぜひHIITトレーニングの後に有酸素運動にチャレンジしてみましょう。
まとめ
以上、HIITトレーニングのメニューを紹介しました。
HIITトレーニングは、短時間で行えて脂肪燃焼の効果が高い運動です。運動初心者の方でも、負荷の調整がしやすいため、取り組みやすいことがメリットに挙げられます。
そして、運動初心者の方でも実践できるメニューが、以下の通りです。
・横バンザイ〜スピードを意識して負荷アップ〜
・カーフレイズ〜美脚を目指す方におすすめ〜
・肩甲骨寄せ運動〜脂肪を燃焼させる効果あり〜
また、正しいフォームでHIITトレーニングを行ったり、トレーニング後に有酸素運動を行ったりすることで、さらに運動の効果が高まります。
それでは当記事を参考に、HIITトレーニングを行い、脂肪の燃焼に役立てていただけるとうれしいです。
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参考文献
・厚生労働省 健康づくりのための身体活動指針2023(アクティブガイド2023)(仮称)