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ながら運動でプチダイエット!〜1日の時間帯別で使えるオススメな運動を紹介〜

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ながら運動でプチダイエットを始めよう〜さまざまな場面で使える運動を紹介〜

当記事の執筆は、健康運動実践指導者  河内義紀が担当しました。
*シンクヘルスブログ監修・執筆者情報一覧はこちらをご覧ください

「ダイエットのために週2回運動しよう」と決めても、なかなか続けられない。とくに、仕事が忙しくなると、運動する時間が確保しづらくなりますよね。

忙しくて運動する時間がない方は、日常生活の中で活動量を増やす「ながら運動」がおすすめです。普段からちょっとした運動を取り入れることで、消費エネルギーが増え、ダイエットだけでなく生活習慣病の予防にもつながります。

そこで、今回はダイエットにおけるながら運動のメリットから1日の時間帯別で使える運動までご紹介します。実践的な内容となっていますので、ぜひ最後までお付き合いください。

ながら運動とは

ながら運動とは

「ダイエットのために週2回運動しよう」と決めても、なかなか続けられない。とくに、仕事が忙しくなると、運動する時間が確保しづらくなりますよね。

忙しくて運動する時間がない方は、日常生活の中で活動量を増やす「ながら運動」がおすすめです。普段からちょっとした運動を取り入れることで、消費エネルギーが増え、ダイエットだけでなく生活習慣病の予防にもつながります。

そこで、今回はダイエットにおけるながら運動のメリットから1日の時間帯別で使える運動までご紹介します。実践的な内容となっていますので、ぜひ最後までお付き合いください。

ダイエットに有効な理由

よく、ながら運動は「ダイエットに有効だ」といわれています。なぜ、ながら運動がダイエットに効果的かというと、筋肉を鍛えることによって筋肉量が増えるからです。

筋肉量が増えると、基礎代謝(※)が高まり、消費エネルギーが増えます。体重を減らすには、消費エネルギーを増やすことが必要であるため、ながら運動が有効になるのです。

また、ストレッチは血流を改善し、むくみの解消や消費エネルギーの増加につながります。「鍛えるのはちょっと」という方はまず、ストレッチから始めていきましょう。

※基礎代謝とは、心身共に安静時であっても代謝されるエネルギーのこと

【朝にオススメ】身支度や家事をしながら運動しよう

朝の身支度や家事をしながら運動に取り組むことで、消費エネルギーを増やすことはもちろんのこと、運動習慣がつきやすくなります。

「膝上げるだけでよいの?」と思われやすいですが、膝を上げる動きも立派な運動です。できる運動を選んで、続けていきましょう。

テレビを見ながら「膝上げキープ」

椅子やソファに座ってテレビを見ている時にも、身体は動かせます。膝上げ運動は、足のつけ根にある筋肉を鍛えることができるのです。

まずは、左右1セットずつ行ってみましょう。

【やり方】

①椅子に浅く座り、背筋を伸ばします。
②片膝を上げ、20秒キープしましょう。

皿洗いしながら「かかと上げキープ」

皿洗いしながら「かかと上げキープ」

1日の中で台所にいる時間は限られているかもしれません。しかし、限られた時間の中で効率良く運動することが、ダイエット成功の近道なのです。

皿洗いをしている5〜10分の間で、ふくらはぎの筋肉を鍛えてみましょう。

【やり方】

①背筋を伸ばし、足を肩幅に開きます。
②かかとを上げ、10秒キープしましょう。

参考記事:【自宅で簡単】運動不足の解消術を知ろう〜正月太りに効く運動も紹介〜

歯を磨きながら「首を伸ばす」

歯を磨きながら「首を伸ばす」

歯磨きしている時間を有効活用して、ながら運動に挑戦してみましょう。行いやすい運動は、首のストレッチです。首のストレッチを行うことで、肩こりの解消にもつながります。ぜひ、1日に1度は取り組んでみてください。

【やり方】

①背筋を伸ばし、片手を頭の横に置きます。
②頭を横に傾け、20秒伸ばしましょう。 

掃除機をかけながら「ふくらはぎを伸ばす」

家の掃除は、じっとしている状態より消費エネルギーが増えます。さらに、消費エネルギーを増やすために、掃除機をかけながら、ふくらはぎのストレッチを行いましょう。

かかとが床から離れないよう、注意してみてください。

【やり方】

①足を前後に開き、後ろ足のかかとを床につけます。
②前脚の膝を軽く曲げ、20秒伸ばしましょう。

参考記事:歩数を意識してカロリーを消費しよう〜運動の目安や続けるコツを解説〜

【お昼にオススメ】仕事や休憩をしながら消費カロリーアップ

デスクワークで仕事をしている方は、椅子に座っている時間が長く、運動不足になりがちです。また、座りっぱなしは体への負担が大きく、同じ姿勢が続くと、腰痛を引き起こす原因になります。

そこで、身体を動かす頻度が少ない方はぜひ、仕事や休憩中の座っているときに身体を動かし、運動不足を解消してみてください。

デスクワークをしながら「腹式呼吸」

デスクワークをしながら「腹式呼吸」

デスクワークを行っていると、自然と活動量が低下してきます。また、頭が前に出やすく、肩こりや腰痛を招く可能性が高くなるのです。

まずは、姿勢を正して、腹式呼吸で運動不足を解消してみましょう。

【やり方】

①椅子に浅く座り、4秒かけて息を吸い、お腹を膨らませます。
②4秒かけて息を吐き、お腹をへこませましょう。

食事をしながら「内ももを締める」

食事をしながら「内ももを締める」

「食事をしている時にも運動?」と思いますよね。しかし、脚を上げたり、身体をひねったりと大きな動作がないため、取り組みやすい運動の1つになります。

また、ダイエットだけでなく、太ももの引き締めに効果的なのです。

【やり方】

①椅子に浅く座り、足の内側同士をくっつけます。
②両膝をくっつけ、内ももに力を入れた状態で20秒キープしましょう。

読書をしながら「かかとの上げ下げ」

読書をしながら「かかとの上げ下げ」

かかとの上げ下げは、ふくらはぎの筋肉を鍛えることができ、むくみの解消におすすめです。

小さな動きでもよいため、まずは動かすことを意識して行ってみましょう。

【やり方】

①椅子に浅く座り、2秒かけてかかとを上げます。
②2秒かけてかかとを下ろしましょう。

【夜にオススメ】買い物やリラックスしながら運動にチャレンジ

運動不足を解消し、ダイエットを効率良く進めていくには、夜のながら運動がおすすめです。夜は朝や昼間の時間帯に比べて、慌ただしくなり、比較的にながら運動に取り組みやすいです。

携帯をいじったり、音楽を聞いたりする時間を楽しみながら、少し身体を動かしてみてください。徐々に消費エネルギーが増え、ダイエットなどの目標を達成することができるかもしれません。

買い物袋を持ちながら「肩の上げ下げ」

買い物袋を持ちながら「肩の上げ下げ」

平日はスーパー、休日はショッピングモールなどで買い物する機会が多いのではないでしょうか?買い物袋を持ったら、肩の筋肉を鍛えてみましょう。

信号待ちや駅のホームで電車を待っている時間、駐車場に着くまでなどに行うのがおすすめです。

【やり方】

①背筋を伸ばし、2秒かけて肩を上げます
②2秒かけて肩を下ろしましょう。

テレビを見ながら「体幹トレーニング」

家に帰ってゆっくりテレビを見ている時間は幸せですよね。しかし、ちょっとした運動を取り入れることで、自身の目指している体に近づけられます。

お腹まわりを鍛えて、ポッコリお腹の改善を目指していきましょう。

【やり方】

①肩の真下に肘をつき、床に膝をつきます。
②頭から膝までが一直線になるように身体を上げ、20秒キープしましょう。

携帯をいじりながら「足上げ」

携帯をいじりながら「足上げ」

よく寝ながらSNSやYoutubeなどを見て、携帯をいじっているあなた。プラスで足上げの運動をすることで、太もも前面を鍛えられます。

また、太もも前面は大きな筋群に含まれ、鍛えることで筋肉がつきやすく、代謝アップにつながるのです。

【やり方】

①仰向けになり、片膝を伸ばします。
②4秒かけて、脚を反対の太ももと平行になる位置まで上げましょう。
③4秒かけて、脚を下ろしましょう。

参考記事:ボディメイクにはトレーニングが必須!〜運動の専門家が具体的な方法を紹介〜

音楽を聴きながら「お尻を伸ばす」

音楽を聴きながら「お尻を伸ばす」

好きな音楽を聞くと、自律神経が整い、リラックス効果が高まります。

さらに、簡単なストレッチをすることでも、心身ともにリラックスすることが期待できるのです。

【やり方】

①仰向けになり、片膝を抱えます。
②膝を胸の方に引き寄せ、20秒伸ばしましょう。

参考記事:ストレッチの効果とポイント〜動画をみながらストレッチを行おう〜

雑誌を見ながら「もも前を伸ばす」

横になって、雑誌や漫画を読むことはありませんか?真剣に読むことも大切ですが、どうせならストレッチを一緒に行い、消費エネルギーを増やしていきましょう。

ストレッチの強度は、伸びていて気持ちよい程度で行ってみてください。

【やり方】

①横向きになり、天井側の足の甲を持ちます。
②持っている足のかかとをお尻に近づけ、20秒伸ばしましょう。

まとめ

以上、1日の時間帯別で使えるながら運動を紹介しました。

ながら運動は、忙しくて運動不足を感じている方におすすめです。また、ダイエットでは消費エネルギーを増やすために筋肉量を増やす必要があります。

そのためには、ガッツリとした筋力トレーニングだけでなく、「朝に家事をしながら身体を動かす」など、普段から続けやすい運動を行うことが大切です。

そして、フィットネストレーナーが考案した「ながら運動」が以下の通りです。

朝にできるながら運動

・テレビを見ながら「膝上げキープ」
・皿洗いしながら「かかと上げキープ」
・歯を磨きながら「首を伸ばす」
・掃除機をかけながら「ふくらはぎを伸ばす」

お昼にできるながら運動

・デスクワークをしながら「腹式呼吸」
・食事をしながら「内ももを締める」
・読書をしながら「かかと上げ下げ」

夜にできるながら運動

・買い物袋を持ちながら「肩の上げ下げ」
・テレビを見ながら「体幹トレーニング」
・携帯をいじりながら「足上げ運動」 
・音楽を聴きながら「お尻を伸ばす」
・雑誌を見ながら「もも前を伸ばす」

それでは当記事を参考に、運動不足にながら運動を取り入れ、ダイエットに役立てていただけるとうれしいです。

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参考文献
・厚生労働省 スマート・ライフ・プロジェクト

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