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シンクヘルスユーザーインタビュー⑧生活習慣の改善をアプリがサポート!良好な血糖管理が実現できた話

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シンクヘルスユーザーインタビュー⑧生活習慣の改善をアプリがサポート!良好な血糖管理が実現できた話

当記事の執筆は、管理栄養士  松原知香が担当しました。
*シンクヘルスブログ監修・執筆者情報一覧はこちらをご覧ください

現在「糖尿病」を知らない方は、ほとんどいらっしゃらないでしょう。どのような病気なのかについても、多くの方がイメージできる事と思います。

一方で、糖尿病についての治療や予防法が一般の方に知られるようになったのは、意外にも最近になってからのことです。

今回ご紹介するダイコンさんは、じつに40年も前から2型糖尿病と向き合い続けています。40年間にわたる闘病期間に経験された、診断基準や治療方法の進歩についても伺いました。

そして現在、70代を迎えたダイコンさんはあらたな試みとして、アプリを使った血糖管理に取り組んでいます。どのような点が良好な血糖管理につながったのでしょうか。

ぜひ最後までご覧ください。

ダイコンさんのプロフィール

ダイコンさん

(70代・男性・2023年~シンクヘルスを使用)

約40年前(当時30代)のときに2型糖尿病と診断を受けた。

現在は、シンクヘルスを活用して良好な血糖管理を維持し続けており、毎日図書館へ通ったり、将棋観戦を楽しみにしている。

40年にわたる糖尿病との長い戦い

ダイコンさんの糖尿病罹患歴は、じつに40年。これまでブログでご紹介したシンクヘルスユーザーの中でも最長の闘病歴です。

当時の食事は全て外食

  

2型糖尿病と診断されるまで、ダイコンさんの生活リズムは仕事を軸にまわっていたそうです。

航空測量会社で内勤のお仕事をされていたダイコンさんは、仕事終わりに行きつけの居酒屋で晩酌をするのが、毎日の楽しみだったと言います。

 

 

食事の内容といったら焼き鳥に惣菜ばかり。野菜はほとんど食べていませんでした。
運動も習慣というほどのものはしていなく、週末に野球をするくらいだったと記憶しています。

糖尿病は広く知られていなかった

今でこそ糖尿病に関する情報は得やすく、また多くの方が知っていると思います。

しかし、ダイコンさんが糖尿病になった1980年代は、今では当たり前となったHbA1c(※)を用いた診断が始まったばかりのころ。糖尿病を理解している方が、そこまで多くなかったそうです。ダイコンさんもそのうちのひとりでした。

HbA1cは過去1~2か月の長期的な血糖の状態を評価する指標

じつは、糖尿病と診断される7年前の健康診断で、ダイコンさんは尿糖の項目にチェックが入っていたのです。しかし、糖尿病の怖さを知らなかったダイコンさんは、その結果を重く受け止めずに放置してしまいました。

「なんかだるい」から即入院

「なんかだるい」から即入院

健康診断で尿糖が検出されてから7年後のこと、なんとなく体のだるさを感じていたダイコンさん。最初は仕事の疲れかと思っていましたが、ふと気になり病院で診てもらうことになりました。

すると、空腹時血糖値が300mg/dL(※)とかなり高く、このままでは命に関わるため入院治療をすることになったのです。

※空腹時血糖値は110mg/dL未満が正常値

参考記事:【医師監修】糖尿病の前兆とは〜初期症状やサインを把握し早めに対応しよう〜 

中性脂肪は3000mg/dL!

数値が異常だったのは空腹時血糖値だけではありません。中性脂肪はなんと3000mg/dLと、正常値の約20倍でした。

中性脂肪が高いのは、高血糖の状態が続いていた際の糖質が肝臓で中性脂肪へと変換された結果です。

また、中性脂肪の高い状態では、血糖値を下げるインスリンというホルモンの効きが悪くなってしまいます。そのため、中性脂肪の高い状態は血糖値の状況をさらに悪化させる要因となるのです。

・食生活の乱れ
・運動不足

ダイコンさんの体の状態は、まさにこの2つが招いた可能性があるのです。

参考記事:【医師監修】糖尿病が脂質異常症を起こしやすいのはなぜ?〜理由や対策も紹介します〜

大事だった食事と運動

入院治療となったダイコンさん。その期間はじつに3か月にも及びました。入院中食事や運動の指導を受けるうちに、自身の生活習慣の改善点を発見したといいます。

そして、改めてバランスの良い食事と適度な運動が自身の健康を守るのだと、痛感したのです。

【現在】勧められて始めたシンクヘルス

【現在】勧められて始めたシンクヘルス

時は経ち、2023年のこと。定期健診の際に主治医から勧められ、ダイコンさんはシンクヘルスアプリを使い始めました。

記録がカンタンで続けやすい

シンクヘルスアプリを使い始めてから、体重を記録することが毎日の日課となったそうです。

記録を残すことは一見簡単なようにもみえますが、うっかり忘れてしまうとそこからまた継続するモチベーションを保つのは、意外と難しいです。

ダイコンさんは、シンクヘルスアプリでの記録を継続できた理由を「記録を簡単にできたから」とおっしゃいます。

 

体重測定のほかに、1日8000歩歩くように意識しています。
この40年間で薬など糖尿病治療の進歩を実感しましたが、やはり食事や運動といった基本的な治療の効果が、一番大きいですね

 

参考記事:ウォーキングは糖尿病の治療に効果的〜正しい方法で血糖値を改善〜

体重減少と減薬を達成

アプリを使い始めてから5か月後、ダイコンさんの体重はなんと20kgも減りました。アプリを使うことで記録をとって振り返り、運動を習慣化できた結果といえます。

さらに、体重が減少したことからHbA1cが安定し、投薬を減らすことができたのです。

その証拠に、ダイコンさんの現在のHbA1cは6.1%と、正常値にかなり近い状態で維持されています。

空腹時血糖値:106mg/dL(110mg/dL未満)
食後2時間値:126mg/dL(140mg/dL未満)
※()内は正常値

記録を継続して、記録を振り返って血糖管理がうまくいったきっかけを継続することで、良好な血糖管理を実現する良い循環を生み出せるのかもしれませんね。

まとめ

40年間という長きにわたり、自身の体と向き合い糖尿病と闘ってきたダイコンさん。

糖尿病について詳しく知らなかったために、健康診断の結果を放置してしまいました。糖尿病となった当初は、「なぜ私が・・・」と後悔したとのこと。

しかし、現在血糖値が良好に保てているのは、ダイコンさんが自身の体の状態を日々観察して、運動を継続するなど積み重ねてきた努力の賜物です。

糖尿病の治療は、継続が何よりも大切です。

記録をとっておくと、仮に血糖管理がうまくいかなかったときに「何が要因だったのか」を振り返る材料となります。また、血糖管理がうまくいったときには「これを続けるといいんだ」と、モチベーションの維持にもつながるのです。

シンクヘルスアプリでは、糖尿病の方が日々の治療を継続できるようなサポート体制を今後も続けていきます。

なお、弊社の開発する無料アプリ・シンクヘルスでは、食事内容・血糖値・体重などの記録が手入力や音声入力でかんたんにできます。ぜひご活用くださいね。

糖尿病の記録 体重の記録 血圧の記録 生活習慣病の管理はシンクヘルスで一括管理

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