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ポップコーンのカロリーと糖質は多め〜ダイエット中は食べ過ぎに注意〜

ポップコーンのカロリーと糖質は多め?〜ダイエット中は食べ過ぎに注意〜

当記事の執筆は、管理栄養士  白石香代子が担当しました。
*シンクヘルスブログ監修・執筆者情報一覧はこちらをご覧ください

映画館やテーマパークで人気のポップコーン。口当たりの良さから、ついつい食べ過ぎてしまう方も多いのではないでしょうか?

昔ながらの塩気のきいた軽い食感が魅力のものから、甘じょっぱくてカラフルなものまで、最近ではさまざまな味、見た目のポップコーンがありますよね。

とはいえ、スナック菓子であることからも想像できる通り、ポップコーンは一般的にカロリーと糖質が多めです。

そこで今回は、ポップコーンのカロリーと糖質についての解説はもちろん、どのような工夫をすればダイエット中でもポップコーンを楽しめるのかもお伝えします。どうぞ最後までご覧ください。

ポップコーンのカロリーと糖質(100gあたり)

ポップコーンのカロリーと糖質(100gあたり)

ポップコーンは100gあたり484kcal、糖質50.3gです。

これは、直径20cmの一般的なピザ(セミドライソーセージやピーマン、玉ねぎ、マッシュルームなどをトッピングしたもの)半分以上のカロリーと糖質量です。

このことから、ポップコーンはカロリー糖質共に高いことがわかりますね。

参考記事:ピザのカロリーと糖質は高め〜ダイエット中はトッピングも気をつけよう〜

映画館でのMサイズのカロリーと糖質

映画館でのMサイズだとどれくらいか

映画館により違いはあると思いますが、ポップコーンMサイズは大体90g-110gほどと予想されます。

ですから、カロリーは436-532kcal、糖質は45.2-55.3gであると覚えておきましょう。カロリーや糖質ともに高く、年齢や性別によっては1食分に相当します。

映画館のポップコーンを一人で食べ切るのは、カロリーや糖質の摂り過ぎにつながるので、サイズを小さめにするなどの工夫をするとよいですよ。

味付けでカロリーは変わるのか 

ポップコーンは、味付けによってカロリーが大きく変わります。

※ポップコーン100gあたりカロリー(kcal)
塩味480
キャラメル510
バター485


特にキャラメル味は、塩味とバター味に比べてカロリーが高めです。なぜなら、キャラメルソースは一般的に「砂糖と水とバター」で作るからです。

さらに砂糖には糖質が多く含まれるので、キャラメル味のポップコーンは他の味に比べて、糖質の量も高くなります。

ですから、カロリーや糖質が気になる方は塩味のポップコーンを選ぶと良いでしょう。

食べ過ぎはダイエットにも影響するのか

ポップコーンの食べ過ぎはカロリーや糖質の過剰摂取となり、ダイエットにも影響します。

すでにお伝えしたように、ポップコーンはカロリー糖質共に高い食べ物です。

食べ過ぎによる余分なカロリーや糖質は、中性脂肪として体内にため込まれ、体重増加につながります。

ポップコーンの栄養素

ポップコーンの栄養素

カロリーや糖質が高いポップコーンですが、ビタミンEや鉄分、食物繊維も豊富に含まれています。

ビタミンE

ビタミンEは抗酸化作用があり、血管を健康に保ちます。また、体内の細胞の酸化を防ぐため、老化防止にも役立つ栄養素です。

鉄分

鉄分は血液中の酸素を全身へ送る役割を果たしています。鉄分が不足すると鉄欠乏性貧血となり、息が切れる、疲れやすいといった症状を感じるようになります。

食物繊維

食物繊維は、水分を吸収して便を増やすことで排便を促すため、便秘対策に効果的です。また、食後の血糖値の上昇を緩やかにしたり、コレステロールの吸収を遅らせたりする働きがあります。

参考記事:食物繊維を多く含む食べ物ランキング~ダイエット中にオススメな理由も解説~

カロリーや糖質を控えめにする食べ方

カロリーや糖質を控えめにする食べ方

カロリーや糖質を控えるポイントを、2つご紹介します。

油を使わず調理してカロリーオフ

油を使わず調理してカロリーオフ

ポップコーンを作るときは、油を使わずに調理しましょう。

乾燥させたポップ種のトウモロコシを加熱すると、ポップコーンができるのですが、一般的に加熱する際に油やバターを引いたフライパンで炒ります(※)。

(※)炒るとは、食材の水分がなくなるまで加熱調理をすることです。長時間加熱するので焦がさないように、フライパンなどの調理器具を揺すり続ける必要があります。

このときに油やバターを引かずに炒ったり、電子レンジで加熱したりすることで、低カロリーのポップコーンを作ることができます。

参考記事:バターの糖質は低めでカロリーは高い〜程々に料理で活用して楽しもう〜

食べる量をあらかじめ決める

食べる量をあらかじめ決める

市販のポップコーンを食べる際は、1日に食べる量を1/3~1/2袋にしましょう。

スーパーやコンビニなどにあるポップコーンは、1袋50g程度のものが多く、1袋でおよそ242kcal、糖質25.2gです。これはご飯で換算すると、カロリーはお茶碗一杯分(白米150g)、糖質はお茶碗半分(白米75g)とほぼ同じです。

そこで、1日に食べる量を1/3~1/2袋に減らすと、80~121kcal、糖質8.4~12.6gとなり、カロリーと糖質を控えることができます。

まとめ

以上、ポップコーンのカロリーや糖質は多めであることがお分かりいただけたと思います。

中でもキャラメル味のポップコーンは他の味に比べて、カロリー糖質共に高いので、注意が必要です。

とはいえ、手作りのものを食べたり、食べる量を減らしたりと、工夫することでダイエット中でもポップコーンを楽しむことができます。

それでは当記事を参考に、カロリーや糖質を控えるポイントをおさえつつ、ポップコーンを楽しんでいただけたら嬉しいです。

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■参考文献
カロリーSlims ポップコーン
健康長寿ネット ビタミンEの働きと1日の摂取量/ミネラル成分の鉄分の働きと1日の摂取量/食物繊維の働きと1日の摂取量

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