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エイジングケアは何から始めればいいの?〜肌対策や生活習慣についても紹介~

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エイジングケアは何から始めるの?〜肌対策や生活習慣についても紹介~

当記事の執筆は、シンクヘルスブログ編集部が担当しました。
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「エイジングケアとは何か」
「いつから始めたらいいのか」
「アンチエイジングとの違い」

などエイジングケアについて聞いたことはあるけど、よく知らない方も多いのではないでしょうか?

人によってエイジングケアと聞くと、なんとなく「化粧品」「女性」のイメージを持つかもしれませんが、実は20歳頃から性別に関係なく必要になります。

そこで今回は、エイジングケアが幅広い年代で必要な理由を詳しく解説していきます。

エイジングケアの具体的な方法もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

エイジングケアとは?

エイジングケアとは?

エイジングケアとは加齢(エイジング)に応じた手入れ(ケア)をすることで、現在の状態に応じた手入れ」を意味します。

ちなみに、似たような言葉でアンチエイジング(抗加齢、抗老化)がありますが、これは「いつまでも若々しい心と体を維持すること」です。

いつからエイジングケアを行うの?

先ほどお伝えしたようにエイジングケアは「現在の状態に応じた手入れ」のことなので、始めるタイミングはいつでも構いません。

ですから年齢などで判断するのではなく、必要だと感じたときに始めるのが良いでしょう。




20代から始めるのは早すぎるの?

エイジングケアを20代から始めることは、早すぎではありません

なぜなら、体の状態の指標となる基礎代謝量(※)や骨密度は20歳前後でピークに達し、それ以降は徐々に減少するからです。

(※)基礎代謝量:生命維持のために最低限必要になるエネルギー量

つまり20歳前後から自分の体の状態を気にかけ、悩みが深刻になる前にエイジングケアを始めることで、体を維持・改善しやすいと言えるでしょう。

まずは食事・運動・睡眠など生活習慣に気を配ることが大事

エイジングケアのベースは、基本的な生活習慣に気を配り、病的老化(※)の予防をすることです。

(※)病的老化とは、成熟期以降の誰にでも起こるとは限らない変化のこと。

例えば、糖尿病や高血圧による動脈硬化は血管の変化であり、誰にでも起こるとは限らないため、「病的老化」にあたります。

ここでは基本的な生活習慣を「食事」「運動」「睡眠」に分けて解説していきます。

食事では血糖や添加物などに注意を払う

食事では血糖や添加物などに注意を払う

血糖

まず血糖についてです。

血液中のブドウ糖が増えた状態、いわゆる高血糖の状態が続くと血管に負担がかかり、動脈硬化や糖尿病を発症するリスクが高まります。

こういった生活習慣病を予防するためにも、高血糖状態が続かないよう糖質の過剰摂取は控えましょう

一方、血糖は私たちの体を作っている細胞のエネルギー源ですので、私たちが生きていく上で必要不可欠なものです。

1日に最低でも120gのブドウ糖が必要と言われていますので、極端に制限せず適度に摂り入れるとよいでしょう。

参考記事:脳の栄養「ブドウ糖」とは〜効果から食べ物まで幅広く紹介〜

添加物

次に添加物について解説します。

使用できる食品添加物は、国が成分の規格や使用量などの基準を定めていますので、安全性に関して過度な心配は要りません。

ただ、中には人の体に馴染まない添加物もありますので、過剰な摂取は避けた方が良いでしょう。

肌に良いビタミンA・C・Eも大切

ビタミンA・C・Eはまとめて「ビタミンエース(ACE)」と呼ばれます。

これらは抗酸化物質として老化の素となる活性酸素の働きを抑えるビタミンで、がんや生活習慣病、シミやシワの予防に効果的です。

さらにビタミンA・C・Eを一緒に摂ることで、より強い抗酸化作用を得られます。

参考までにビタミンA・C・E全てが含まれている食材は、かぼちゃやパセリなどです。

参考記事:かぼちゃのカロリーと糖質は高い〜その他の栄養素と共にポイント解説〜
参考記事:【実はすごい】パセリの栄養&効能効果~管理栄養士がポイント解説~

適度な運動を

適度な運動は、肥満や生活習慣病の予防に役立つことが分かっています。

また運動により血液循環が良くなると、むくみや便秘の改善も期待できます。

なお、わざわざ運動する時間を設けなくても運動量は増やせるので、心掛けてみましょう。

例えば

・外出時に普段より速足で歩く
・エレベーターやエスカレーターを使わず、階段を使う
・テレビを見ながら肩を大きく回す

このようにほんの少しの意識で、日常生活の中に運動を取り入れることができますよ。

睡眠にも気を遣おう

睡眠が十分に取れていないと、生活習慣病になるリスクが高いです。

また、睡眠による休養感が得られないと頭痛や体の痛み、消化器系の不調が現れることもあります。

心身の疲労を回復させるには1日6~8時間程度、日中の眠気で困らない程度の睡眠時間を確保すると良いでしょう。

さらに質の良い睡眠のために、就寝前は自分に合った方法でリラックスしたり、照明を暗くするなどの環境作りも大切です。

肌に対するエイジングケアの方法

肌に対するエイジングケアの方法

化粧品業界のエイジングケアは「加齢によって変化している現在の肌状態に応じて行う、化粧品などによるお手入れ」と定義されています。

つまり、現在の肌の状態で気になるところを手入れをするのがエイジングケアです。

一般的にエイジングケアをうたった化粧品は、30代以上向けが多いように見受けられますが、これは30歳前後で肌の老化を感じ始める方が多いからです。

しかし元の肌質や生活習慣によって肌の状態は様々ですので、ご自身のタイミングでエイジングケアを始めましょう。

乾燥に注意

乾燥は肌の老化を早め、特にシワの原因になります

ですから、ハリのある若々しい肌を維持するためには、保湿をすることが大切です。

肌は本来、乾燥や外部刺激から肌を守るバリア機能を持っています。

しかし加齢により体内の水分量が減少したり、空気が乾燥していたり、自分に合わないスキンケアを行うことによって肌トラブルが生じます。

なので、毎日のスキンケアで自分に合った洗顔料、化粧水、美容液、乳液、クリームを使い、しっかりと保湿をしましょう。

また紫外線によりバリア機能が低下すると、乾燥しやすくなることもあります

なお、紫外線対策については次項で解説します。




紫外線予防はしっかりと

紫外線予防はしっかりと

慢性的に紫外線を浴びることはシミやシワの原因となるので、若々しい肌を保つために紫外線予防は大切です。

また皮膚老化の予防は、日焼けをした後にローションなどでケアをしても効果が少ないと考えられています。

そこで紫外線予防のポイントを以下にまとめました。

・紫外線の強い時間帯(正午前後)の外出は避ける
・日陰を利用する
・日傘や帽子を使う
・肌を衣服で覆う
・日焼け止めを使用する

光老化は加齢による老化とは違い、紫外線を予防することで防ぐことができますので、普段の生活の中で意識すると良いでしょう。

日に当たると骨が強くなる

紫外線の浴びすぎは肌の老化を招く原因となりますが、一方で日光を浴びると骨が丈夫になるともいわれています。

私たちの体は紫外線を浴びることで、ビタミンDが生成されます。ビタミンDは食物からのカルシウムの吸収を促すために必要な栄養素で骨粗しょう症を防ぎます。

 

まとめ

以上、エイジングケアについて解説しました。

エイジングケアは加齢(エイジング)に応じた手入れ(ケア)をすることです。そのため年齢などで判断するのではなく、必要だと感じたときに始めるのが良いでしょう。

またエイジングケアのベースは、食事・運動・睡眠などの基本的な生活習慣に気を配り、病的老化の予防をすることです。そして肌のエイジングケアは乾燥・紫外線対策が特に重要となります。

それでは当記事が参考となり、エイジングケアを身近に感じていただけたら嬉しいです。

なお、弊社の開発する無料アプリ・シンクヘルスでは体重・カロリー&糖質を含む、食事・血糖値などの記録がカンタンにできます。日々の健康管理でぜひ活用してみてください。

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【参考文献】
環境省 紫外線 環境保健マニュアル2020
厚生労働省 健康づくりのための睡眠指針 2014
公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット
公益財団法人健康・体力づくり事業財団 認知症理解する
公益財団法人世田谷区保健センター 骨密度測定
一般社団法人日本スキンケア協会 肌のアンチエイジング(スキンケア)法について
エスエス製薬 肌荒れの原因③バリア機能の低下

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