Interview

未経験でシンクヘルスの1人マーケター・広報に。看護師からの異業種転職で実現した自分に合ったキャリア

マーケティング・広報
森下さん

2023.09.28

シンクヘルス株式会社は「生活習慣における行動変容を促し皆が健やかに生きる」を理念に掲げ、ITの力で人々の健康管理をサポートするヘルステックベンチャーです。健康状態を記録し、体調の変化を即座に把握できる糖尿病患者向けアプリ「シンクヘルス」と医療従事者向けの「シンクヘルスプラットフォーム」を中心に健康に関わる様々な事業を展開しています。
今回は、小児外科での看護師の経験を経て未経験からシンクヘルスの・マーケティング・広報として活躍する森下にインタビュー。看護師からITベンチャーへと大きな転身を遂げた理由や現在の仕事について幅広く話を伺いました。

学生時代の留学経験から、広い視野で自分のキャリアを考えるように

これまでの経歴について教えてください。

小さい頃からよく母の働いていた高齢者施設についていき、色々な人生の先輩たちから話を聞ける環境にいました。そこで働いていた看護師さんと仲良くなり、看護師の業務や魅力について教えてもらったことがきっかけです。人とコミュニケーションを取ることが小さい頃からとても好きだったので、楽しそうと思い看護学を専攻することを決めました。

転職を考えたきっかけについて教えてください。

大学時代に異文化交流サークルに入ったのですが、英語が全く話せず言いたいことが伝わらないことに悔しさと、コミュニケーションを取れるようになってもっといろんなバックグラウンドを持つ人とコミュニケーションをとりたいと思うようになりました。たまたま縁があり、大学の語学研修で1ヶ月オーストラリアにホームステイしたら、逆ホームシックになるくらい楽しくて笑 その後も看護で海外に行く人が珍しいこともあり、フィリピンやシンガポールでの看護研修の機会をいただき、視野がどんどん広がっていきました。看護学は海外では単位変換ができないので、迷っていたのですが、4年生の時に思い切って、1年交換留学に行きました。その時に色々ビジネスをやってる方々に出会い、ビジネスの世界に興味を持つ様になり、将来的には、病院での看護師だけではなく、ビジネスの世界で働いてみたいと思うようになりました。

大学卒業当初から看護師になろうかも迷ったのですが、資格を取ったなら現場での経験は積んだ方がいいと先輩からアドバイスをいただいたり、自分でもまずは経験を積みたいと思っていたので看護師として働いてみました。
実際に3年目になった時に、幅広い視野で働きたい思いは変わらず、改めて転職活動をしようと決めました。

看護師を3年したら企業へ。自己分析を続ける中で出会ったシンクヘルスは自分にぴったりだった

これまでの経歴について教えてください。

大学では看護学を専攻し、卒業後は看護師として大学病院に就職しました。病院では小児外科に配属となり、入院患者さんや家族へのケアなどを担当していました。3年間看護師として働いた後、シンクヘルスへと転職し、現在はマーケティングと広報全般を担当しています。

看護師を志そうと思ったきっかけについて聞かせてもらえますか?

小さい頃からよく母の働いていた高齢者施設についていき、色々な人生の先輩たちから話を聞ける環境にいました。そこで働いていた看護師さんと仲良くなり、看護師の業務や魅力について教えてもらったことがきっかけです。人とコミュニケーションを取ることが小さい頃からとても好きだったので、楽しそうと思い看護学を専攻することを決めました。

転職を考えたきっかけについて教えてください。

大学時代に異文化交流サークルに入ったのですが、英語が全く話せず言いたいことが伝わらないことに悔しさと、コミュニケーションを取れるようになってもっといろんなバックグラウンドを持つ人とコミュニケーションをとりたいと思うようになりました。たまたま縁があり、大学の語学研修で1ヶ月オーストラリアにホームステイしたら、逆ホームシックになるくらい楽しくて笑 その後も看護で海外に行く人が珍しいこともあり、フィリピンやシンガポールでの看護研修の機会をいただき、視野がどんどん広がっていきました。看護学は海外では単位変換ができないので、迷っていたのですが、4年生の時に思い切って、1年交換留学に行きました。その時に色々ビジネスをやってる方々に出会い、ビジネスの世界に興味を持つ様になり、将来的には、病院での看護師だけではなく、ビジネスの世界で働いてみたいと思うようになりました。

大学卒業当初から看護師になろうかも迷ったのですが、資格を取ったなら現場での経験は積んだ方がいいと先輩からアドバイスをいただいたり、自分でもまずは経験を積みたいと思っていたので看護師として働いてみました。
実際に3年目になった時に、幅広い視野で働きたい思いは変わらず、改めて転職活動をしようと決めました。

看護師を3年したら企業へ。自己分析を続ける中で出会ったシンクヘルスは自分にぴったりだった

転職活動はどのように行っていましたか?

看護師として働く中で、病院での治療中だけではなく、退院してからのサポートがアナログであることなどに課題感を抱いていました。また、病院での業務が全体的にアナログだったので、IT系の人々のヘルスケア分野に関われるような仕事に漠然と興味がありました。
ただどんな企業に行きたいかやどんな職種に就きたいかなど、考えきれていなかったので、半年くらいはいろんな企業のカジュアル面談をひたすらに受けていました。中には人生相談のように面談をしてくださる会社もあり、とてもありがたかったです(笑)。
看護師から企業への転職はやはり珍しいらしく、エージェントさんも初めてのケースだと話されていたので、とにかく色々な方法で自分のやりたいこと、できることを考えていました。最終的に、これまでの経験を活かしながら挑戦できる仕事に軸を絞り、ヘルステック業界を中心に仕事を探すようになりました。

シンクヘルスはどのようにして知りましたか?

シンクヘルスは登録していた転職サイトでスカウトをもらったことをきっかけに知りました。マーケティングのポジションでスカウトをいただいていて、知識が全くなかったので最初は大丈夫かな?と思ったのですが、看護師の経験があれば未経験でもOKと書かれていたので、まずはカジュアル面談を受けてみようと思いました。

入社の決め手は何でしたか?

カジュアル面談を受けた時に、自分のやりたいことと方向性が合っていると感じたからです。IT技術を使ってクリニックの効率化を目指していたり、シンクヘルスという患者さんをサポートに関わるアプリを開発・提供していたりと事業に魅力に感じました。また、台湾発のベンチャー企業という点から、医療現場での経験と英語力も活かして働けるので今の自分にぴったりだと感じました。
マーケティングの知識や経験がないことに不安がなかったわけではないのですが、社内にも未経験から業務に入って活躍している人が多いという話を聞いたり、業務内容を聞いて、の前の人だけではなく、より多くの人にアプローチできるデジタルマーケティングって面白そう!と感じ入社を決めました。

未経験でも全て自ら模索。社内、台湾とのコミュニケーションに欠かせない存在に

現在の仕事について教えてください。

入社当初は日本法人ではマーケティングのスタイルが確立していない状態でした、だからこそ、なんでもやってみていいよという環境もありました。ただ私も何も経験のない状態で入っていたので、ひたすら先行している台湾の事例を聞いたり、Google先生にお世話になったり、本を読んだり情報収集をしながらトライアンドエラーを繰り返しました笑
また、新しいサービスや事業提携など会社で大きな動きがあった時のプレスリリース記事の制作をはじめとした広報関係の業務も行っています。
広報とマーケは繋がる部分も多いので、両方に携われることは大変な時もありますが、楽しいとも感じます!

今年に入ってからは、糖尿病や健康にまつわる情報を発信している自社のオウンドメディアでのブログの企画やディレクションとしてのマネジメント業務、ウェブサイトの管理なども担当することになり、広報やマーケティングに関わる業務を一貫して行っています。
マーケティング全体の戦略なども台湾チームと協力して作成する機会をいただき、全体から
実際のオペレーションまで幅広く関わることができるので、大変な時もありますが、とても勉強になります。

未経験からマーケティングの職種を始めて、感じることがあれば教えてください。

全く新しい領域なので大変さはあったのですが、それ以上に仕事をする楽しさはとても大きかったです。看護師の時は仕事の性質上、目の前にいる方にしかアプローチができませんでしたが、デジタルマーケティングの仕事はインターネットを通じて不特定多数の人に向けて、情報を発信できることがとても面白いと感じました。
また、データでユーザーの反応が見れるのも効果がわかりやすくてやりがいを感じる部分です。また、正解がないことも多く、みんな調べながら実施しているので、分からなくて当たり前というマインドになりあまり、未経験であることに劣等感はなくなっていきました。

入社後、ギャップに感じることはありましたか?

看護師からの転職なのでギャップしかありませんでした(笑)。まずリモートワークの働き方が看護師ではありえなかったので、こんな働き方できるんだ!と感動しました。一方で、これまでは常に人とコミュニケーションを取る仕事でしたが、シンクヘルスに入社してからはパソコンと向き合って仕事することも多いので、たまに会話が恋しくなることもあります。
あとは思った以上に英語を使用することですね。台湾チームと会議をするときは基本的に英語で、ビジネス英語は初めてだったので最初は聞き取るのが大変でした。

現在の業務でやりがいを感じられることはありますか?

特に広報の仕事に関しては、プレスリリースや大きなプロジェクトの情報解禁の記事を作成した時に、形となって世に出せて、メンバーにも感謝してもらえた時にやりがいを感じます。他にも台湾のCEOが来日した時にメディアにアプローチをかけて取材の機会を得たりと、自分の行動が目に見える結果として返ってくることが嬉しく思います。
マーケティングに関しては、ブログのライターさんやベンダーさんなどのマネジメント業務を行う機会や、最近は他部署や外部の企業やユーザーさんと関わってイベントなどをする機会が増えてきました!
いろんな人を巻き込みながら業務をすることは大変だなぁと感じることもありますが、自分では思いつかないアイデアや大きいことができるので、やりがいを感じています

大変に感じることはありますか?

過去の前例がない分、今後の目標設定をするときも、過去のデータを全て抽出して行うところから始まるので、全て1からやっていく必要があることが楽しくもありますが大変さを感じます。
また、ホームページの改修やマーケティングに関わることなど、未経験だけど専任が自分しかいない状況なので、正解が分からないところでPDCAを回していくことに、やはり不安や難しさを感じるところがありました。
また、台湾チームと連携することが多いのですが、台湾のプレスリリースを日本で出そうとすると薬機法の問題に引っかかり変更を余儀なくされるケースなどがあり、外資系ならではの国の文化の違いも大変に感じます。

日々の業務で心がけていることはありますか?

社内メンバーとの丁寧なコミュニケーションを常に意識しています。プレスリリースを出したり、マーケティングとして社内のプロダクトを把握する必要があるので、積極的にメンバーとのコミュニケーションはとるようにしています。また、台湾のマーケティングチームともコミュニケーションを大切にしていて、会議以外の場でもslackで情報共有を心がけてきました。
そのおかげもあって、ノウハウを共有しあえる信頼関係ができ、国を越えてチームで働けていると実感するようになりました。

まずは言ってみる。やってみる。未経験から飛び込んで気づいたシンクヘルスで大切にしたいカルチャー

今後取り組みたいと思っていることについて教えてください。

広報としては、まだまだやれることがたくさんあると思っています。プレス1つを出すにしてもメディアへのアプローチや記者様との関係作りなどに手を出せていないので、もっと媒体の知識をつけた上で積極的にコンタクトを取っていきたいです。

マーケティングに関しては、もっとお客様の声をダイレクトに拾いながら、その声を活かした施策を行っていきたいと思っています。デジタルマーケティングで多くの方に届けやすい一方で、患者様の声が届きにくい面もあるので、SNSの投稿などから患者様の率直な意見を聞く試みを続けていきたいです。また、現状toC向けのサービス展開がメインになるので、toBの領域でも展開していけるよう、少しづつマーケティングチャネルの幅を広げていきたいです。

実際に働いてみて、どんな人がシンクヘルスに向いていると思いますか?

目の前の仕事をただやるよりも、最終的にどんな状態にしていきたいかを逆算して行動できる人が向いていると思います。シンクヘルスはベンチャーなので変化も激しいため、最終的なゴールを定められてないと行動がぶれてしまいやすいです。そのため、どんな環境下でもゴールを見失わずに進められることが大事だと思います。
あとは、自分の意見を恥じずに言えることが大事だと思います。まずは言ってみる、やってみるの精神で自ら仕事を切り開いていける人がシンクヘルスの価値観にマッチしていると実際に入社して感じました。

最後にシンクヘルスへの入社を考えている方達にメッセージをお願いします!

もし私のような看護師や専門職をしている中で今の環境を変えたいと思っているけど、勇気がでないと思っている方がいたら、意外に専門職から会社員になっている人、未経験から始めている人はいるとお伝えしたいです。
なので、少しでもチャレンジしたい気持ちがあれば転職するのは1つの手だと思います。仮に失敗してしまったとしても必ず学びがあるので、実際に転職をするという行動を起こすことを大事にしてほしいと思います。シンクヘルスは専門職出身のメンバーも多いので、ぜひ気になったらカジュアル面談に応募してみてください!お待ちしています!