三井住友海上あいおい生命保険株式会社が提供する「ＭＳＡケア」にシンクヘルス株式会社のプログラムが採択されました
シンクヘルス株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役：野本祐司）の提供する血糖管理アプリ「シンクヘルス」を用いた健康増進プログラムが、三井住友海上あいおい生命保険株式会社（本社：東京都中央区、取締役社長：加治 資朗）の提供するヘルスケアサービス「ＭＳＡケア」に、日常生活における血糖変動を測定し、生活習慣の改善をサポートする「とるだけ血糖アドバイス」として採択されたことをお知らせいたします。
背景と目的
医療の進歩などにより平均寿命が延びる一方で、健康的な生活を送ることのできる健康寿命との差が拡大していることが社会的な問題となっています。（※1）特に、生活習慣病は受診時に自覚症状のない方の割合が高く、糖尿病ではその割合が48.5％にまで上ると言われています。（※2）シンクヘルスのご提供するプログラムはご参加者様ご自身の血糖トレンドを可視化し、適切なアドバイスをご提供することで、日々の行動の変容を促進します。食事や運動などの生活習慣を改善することで、良好な血糖コントロールにつながり、生活習慣病の予防や改善につながることが期待されます。
※1：内閣府：令和5年版高齢社会白書 https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2023/zenbun/05pdf_index.html ※2：厚生労働省：令和2年受療行動調査 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jyuryo/20/kakutei.html
プログラム内容
CGM（持続型血糖測定器）（※1）を腕に2週間装着し、血糖トレンド（※2）を24時間測定することで、ご自身の血糖（※3）の変動をモニタリングします。サービス期間中、シンクヘルスアプリより、血糖変動の状況に合わせて医師・栄養士監修のアドバイスが定期的に届きます。また、蓄積した血糖データをもとにしたレポートを配信します。血糖と生活習慣との関連を可視化するだけでなく、測定結果に基づいたアドバイスを参考に、サービス終了後も継続的に生活習慣を見直すことができるプログラムとなっております。
※1： Continuous Glucose Monitoringの略で皮下の間質液中のグルコース値を測定し、1日の血糖変動を知ることができるセンサー機器。 ※2：血糖値は人それぞれ毎日変動し、食べ物や運動の仕方によっても変動します。それらを 「トレンド(傾向)」として把握することの総称として「血糖トレンド」という言葉を使用しています。 ※3：持続型血糖測定器で測定した値は血糖値そのものではなく、間質液のグルコース値を測定したものとなります。
今後の展望
2週間のプログラムの中で、健康診断では見逃されやすい隠れ糖尿病の兆候である食後高血糖などの日常生活における傾向や改善点を把握することで、糖尿病をはじめとする将来的な生活習慣病のリスクを軽減します。今後も企業様向けに当プログラムのような健康維持・増進のためのプログラムの展開を拡大していきます。また、当プログラムによる行動の変容や健康診断の結果への影響などを長期的に検証していく予定です。
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