Health2sync APPLICATION

シンクヘルス
CGM連携機能の紹介

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シンクヘルスアプリでは、2021年9月より、CGMと連携が可能になりました。
このページでは、CGMの機能や連携方法、活用方法について紹介していきます。

CGMとは?

Continuous Glucose Monitoringの略で、
皮下にセンサーを装着して、持続的に
グルコース濃度を測定する機器のことを指します。

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血糖トレンドとは?

血糖値が1日の中で、どのように変動しているか
という血糖の傾向のことを言います。
24時間連続して血糖トレンドを見ることで、
低血糖や高血糖になりやすい時間帯や原因となる行動を把握することができます。

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CGMと血糖値の違い

血糖値は血中内のグルコース値を指し、CGMで測定する値は、間質液中のグルコース値を指します。食事によって摂取された糖分は分解されグルコースとなり、小腸の毛細血管から吸収されます。図のように、血中に取り込まれたグルコースはやがて間質へと移動します。医学的に血糖値と間質グルコース値は同じ動きをすることが証明されていますが、CGMで測定する値は、実際の血糖値と一般的に5〜10分程度の誤差があると言われています。

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そのため、食事や運動の直後などは血糖の変動が大きく、ある時点での血糖値には誤差が大きくなることがあるので、低血糖などの疑いがあり、その時点での血糖値を正確に把握する必要がある場合にはSMBGが必要になってくるので注意が必要です。

参考文献:
Rebrin K, Steil GM. Diabetes Technol Ther. 2000; 2(3): 461-472.

シンクヘルスアプリでわかること

シンクヘルスアプリでは、CGMと連携することで、血糖トレンドと日常における食事や運動などの生活習慣やインスリンなどの服薬情報とを照らし合わせながら把握することができます。ここでは3つのポイントに分けて紹介していきます。

1.食事/運動などの生活習慣と
血糖トレンドの関係を見える化

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食事や運動、歩数などと照らし
合わせながら血糖の変動を見る
ことができます。

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波形をタップすると、
その時のグルコース値が
表示されます。
また、拡大することで、
血糖トレンドを詳細に
把握できます。

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2.インスリンの量と血糖トレンドの
関係を見える化

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インスリンと血糖トレンドを
照らし合わせてみれることが
できます。

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右のタブを注射マークから、
歩数マークへ変更すると、
歩数と血糖トレンドを
照らし合わせながら
見ることができます。

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3.AI分析で日々のデータを
グラフ化+血糖トレンドの傾向をお知らせ

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食事・運動・服薬とCGMデータ・
TIR・AGPがすべてアプリ内で
閲覧できます。

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記録したデータを元に
スマートメッセージを
定期的に配信されてくるので、
気を付けるポイントが
わかります。

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利用者からの声

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利根淳仁先生

医師
岡山済生会総合病院
内科・糖尿病センター
副センター長

診療の質向上にシンクヘルスを活用

CGMを常に持ち歩いているスマートフォンで読み取れるようになり、血糖管理をする上で非常に便利だと思います。私は、CGMのデータはもちろんですが、自動ですぐにTIRやAGPなどの分析データを見ることができるのが気に入っています。治療がうまく進んでいるのかを判断する一つの指標として活用しています。個人によって活用方法は違いますが、基本的には全ての糖尿病患者さんにお薦めしています。データを自動で分析してくれたり、カルテと患者さんのアプリを連携することで事前に患者さんの生活習慣や、血糖などのデータをみておくことができ、診療の質が上がっていると感じています。

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R.Wさん
(60代:女性)

自分の血糖値に関心を持てるように

食事の食べる順番は、野菜から食べた方がいいとか、主食を食べすぎないでなどと言われていたけれど、実際に効果があるのか疑問でした。でもCGMをつけてみて、食べる順番を変えるだけで、こんなにも血糖が変わるのだと実感できてからは自然と意識的に野菜やタンパク質から食べるようになりました。食後の高血糖がだいぶ軽減され、先生にも褒められて嬉しかったです。CGMを使ってから、自分の血糖のコントロールに前よりも関心をもてるようになりました。

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K.Hさん
(50代:男性)

自分の血糖値に関心を持てるように

食事や運動がどれくらい血糖のコントロールに影響しているかを知ることができるので、CGM使うようになってからモチベーションになりました。特に夕食後はテレビを見ながらだらだらすることが多かったのですが、食後の運動がかなり血糖の上昇を抑えてくれることがわかり、今では妻と夕食後の散歩が日課になっています。

大村詠一さん

Profile

8歳の頃に1型糖尿病を発症。
10歳からエアロビック競技をはじめ、日本代表として活躍。
2002年日本糖尿病協会から「ガリクソン賞」、2014年には「パラメデス賞」を受賞、その他にも多くの大会で表彰台に立つなど活躍。
(公社)日本エアロビック連盟の理事としてエアロビックの普及・発展に尽力するとともに、自身の経験に基づいた講演などを中心に1型糖尿病はじめ糖尿病の啓発にも取り組まれている。

保険適用について

2022年度診療報酬改定により、一部のCGMで保険適用が可能になりました。
インスリン療法を行っているすべての糖尿病患者さんは保険適用の範囲でCGMを使用できます。
使用に関しては近隣の医療機関またはかかりつけの先生にご相談ください。

連携方法の手順

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