24時間自動で血糖トレンドを見える化!血糖測定器「Dexcom G7」の特徴とメリット

当記事の執筆は、管理栄養士 松原知香が担当しました。
*シンクヘルスブログ監修・執筆者情報一覧はこちらをご覧ください
毎日の血糖管理において、測定が手間に感じたり、数値の変動に一喜一憂したりしてストレスを感じていませんか。
体にセンサーを装着し血糖を測定できるCGM(持続血糖測定器)は、その測定の簡単さから多くの方が使用しています。
しかし、その一方で「データが途切れる」「装着日数や費用面が生活スタイルと合わない」などの悩みや不満の声もあります。
そこで、これまでの測定方法に対する物足りなさや不便さを解消し、よりスマートな血糖測定をサポートするために登場したのが、血糖測定器「Dexcom G7(デクスコムG7)」です。
本記事ではDexcom G7の具体的な仕組みや、他の製品との違いなど、日々の生活をより豊かにする活用法をわかりやすく解説します。
血糖測定器「Dexcom G7」とは?
Dexcom G7はDexcom社が開発したCGM(持続血糖測定器)です。
CGMは、24時間リアルタイムでグルコース濃度(※)の変動を測定し、スマートフォンのアプリへデータを自動的に送信します。従来の血糖自己測定(SMBG)のように、その都度血液を採取する手間がありません。また持続的に測定できることで、数値を「点」ではなく「線(トレンド)」として捉えられるため、生活習慣の振り返りに役立ちます。
さらに、設定した目標数値を上回ったり下回ったりした際に、スマートフォンが音や振動で知らせてくれるアラート機能も標準装備されています。これにより、低血糖などのリスクを未然に防ぐサポートが可能です。データは自動的に記録され続けるため、夜間の睡眠中であっても途切れることなく体調の変化をモニタリングすることができるのです。
※グルコース濃度とは、体液中にどれくらいブドウ糖が含まれているかを表す値です。
ワンプッシュで完了する簡単な装着方法
Dexcom G7の装着は、専用のアプリケーターを上腕の後ろ側に当てて、ボタンを押し込むだけのワンアクションで完了します。手順がシンプルなため、初めて使う方でも迷うことなくセンサーを適切な位置へ装着できます。
なお、装着の際に「体に針がずっと刺さったままになるのではないか」と不安に思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、実際には髪の毛よりも細く柔らかなフィラメント(センサー)が肌に触れるのみです。装着を補助するための金属製の針は、ボタンを押した瞬間にアプリケーター側へ自動で格納される仕組みになっています。そのため、体内に針が残ることはなく、日常生活や睡眠時に体を動かしても違和感なく過ごしやすい構造です。
この設計により、機器の取り扱いに慣れていない方や、自分で装着するのが初めての方でも安心して使用を開始できます。
他のCGMとは何が違う?Dexcom G7を選ぶ3つのメリット

他のCGMと比較した際のDexcom G7のメリットは、以下の3つの負担が軽減される点にあります。
・待ち時間
・見た目のストレス
・管理の手間
すでに他のCGMを使っている方も、Dexcom G7と比べて何が違うのか気になりますよね。そこで、基本的なスペックや使い勝手の違いを、まずは以下の比較表で確認してみましょう。
| 項目 | Dexcom G7 | 他社CGM |
| 1回の装着日数 | 10.5日間 | 14日間 |
| ウォームアップ時間 | 30分未満 | 約60分 |
| サイズ | 薄型・コンパクト(500円玉大) ※厚さ4.7mm、直径24.1×27.4mm | やや厚みや大きさがある ※厚さ5mm、直径35mm |
| データ保存(メモリー) | 最大24時間分 | 最大8時間(グルコース測定値は15分ごとに保存) |
| 装着手順 | アプリケーターを当ててボタンを押すだけ | 複数の手順や資材の組み合わせが必要 |
特に注目すべき3つのメリットについて詳しく掘り下げていきます。
①測定までの待ち時間が短い
Dexcom G7の1つ目のメリットは、センサーを体に装着してから実際に測定データが表示されるまでの「ウォームアップ時間」が30分未満と短い点です。
CGM製品によっては、新しいセンサーを装着し、データの測定が始まるまでに一定の待機時間が必要です。この待ち時間の間は測定ができず、タイミングによっては起動中でデータが見られないといったジレンマが生じることもあります。
Dexcom G7であれば、ウォーミングアップ時間が30分未満のため、日常生活のわずかな合間に完了することができるのです。また、センサー交換のタイミングを細かく計算する必要がなくなることも、精神的なゆとりにつながる大きなポイントです。
②24時間以内でデータが途切れない
2つ目のメリットは、スマートフォンがセンサーの通信範囲外になった場合でも、通信が再開すると、最大24時間分の測定データを遡って補完できる点です。
CGM製品によっては、スマートフォンなどの受信機器が体から一定時間以上離れてしまうと、その間のデータが途切れてしまうものもありました。しかし、Dexcom G7はセンサー内部に24時間分のデータを蓄積できるため、仮にスマートフォンを部屋に置き忘れたり、入浴などで一時的にデバイスを手元から離したりしても問題ありません。離れていた時間のデータも遡って、しっかりとアプリに補填されます。
③試しやすい日数と費用感
3つ目のメリットは、初めてでも試しやすい1回の装着日数と費用感です。
他社CGMの1回あたりの装着日数が14日間に対し、Dexcom G7は10.5日間とやや短い日数設定となっており、自費購入で生活習慣を見直したい方にとって、試しやすい日数といえます。
なぜなら、Dexcom G7は3サイクルでちょうど1か月(30日間)であるため、付け替えのタイミングがわかりやすく、なおかつ日数が短い分1個あたりの購入費用が抑えるので、費用面においても始めやすいからです。
※他社製品と比べて、センサー1個あたりの導入費用を約2,000円前後抑えて購入することが可能(2026年7月時点)
また短いサイクルで交換できると、長期間の貼り付けによる肌の負担や衛生面への不安を軽くできます。
さらに10日の装着機関が終了後に、12時間の猶予期間があるおかげで仕事や家事で忙しい時間帯を避け、自分のタイミングで交換できる柔軟性も、他社にはない特徴です。
G7と連携―シンクヘルスアプリ連携で変わる血糖管理

Dexcom G7で測定した24時間自動の血糖トレンドデータは、弊社が開発した健康管理アプリ「シンクヘルス」と連携させることで、よりデータの解析度が上がります。
単に現在の数値を眺めるだけでなく、「自分の体に何が起きているのか」を主体的に深く理解するための、一歩進んだ自己管理が可能です。
測定器から送られてくる血糖トレンドと、あなた自身の生活記録を紐づけて一つの管理アプリ上で確認すれば、本当の意味で数値をコントロールするための鍵となります。
食事・運動とセットで数値の理由がわかる
シンクヘルスアプリの強みは、スマートフォンのカメラで撮影した食事の写真や、日々の歩数・運動記録を、Dexcom G7の血糖トレンドグラフと同じ画面上に重ねて表示できる点です。
たとえば食後に血糖グラフの線が急上昇している、いわゆる血糖スパイクの状態を確認したとき、その画面をタップすれば食事の写真や糖質量などの記録を同時に見て、血糖スパイクの原因を推察することが可能です。
逆に「いつもより数値の上昇が緩やかだな」と感じた日には、運動記録を見るとその理由がわかる場合もあります。
このように、自分の行動と血糖データの変動が直結して視覚的に理解できるようになると、「このメニューを食べるときは、野菜から先に食べよう」「この時間帯に少し歩くと、血糖値の急上昇を抑えられる」といった、具体的で無理のない「血糖管理対策」が自然と見えてきます。自分の体の癖を知ることが、生活習慣改善への近道となるのです。
データ蓄積で中長期の振り返りが楽しくなる
アプリ内にデータが1週間、1ヶ月と蓄積されていくと、毎日の細かな数値の上下に一喜一憂することがなくなり、中長期的な「健康のトレンド」として捉えられるようになります。
さらに日々の生活習慣改善の効果が数字に表れるため、自分の努力が報われている実感へとつながります。この「自分で自分の体をしっかりとコントロールできている」という自信は、モチベーションを維持する上で重要な原動力です。
シンクヘルスアプリには、さらに詳細な分析や、個別のアドバイスが受けられるプレミアム機能も用意されています。無料会員の方も、回数限定でプレミアム機能をお試しいただけます。
データが増えれば増えるほど、振り返りの時間が不安なものから、自分を労り褒めるための楽しい時間へと変わっていくでしょう。徐々にただ記録するだけの作業から、未来の健康を作る前向きな習慣へと進化していきます。
【アプリのダウンロードはこちら】
ダウンロード:無料
App Store / Google Play
Dexcom G7はどこで買える?
1型糖尿病の方などは、医療機関の受診することで医師から保険適用Dexcom G7を処方してもらえます。
一方で、自分の健康状態をより詳しく知りたい方や、予防医療の観点から試してみたい方は、インターネットを通じて自費で直接購入できます。
なお、Dexcom G7は弊社の公式Amazonショップで購入が可能です。シンクヘルスアプリと合わせて、日々の健康管理の一環として試してみてはいかがでしょうか。
Dexcom G7で負担のない血糖管理を
日々の血糖管理は、いかにストレスや負担を減らし、長く続けられるかが重要です。血糖測定器「Dexcom G7」は従来のCGMに対して、起動時間の短縮、24時間のデータ保持機能、始めやすい装着日数と価格でユーザーの生活に寄り添った機能を持ち合わせています。
そして、Dexcom G7のデータを弊社が開発した健康管理アプリ・シンクヘルスと連携すれば、血糖トレンドデータとあなたの毎日の食事・運動の記録をセットで可視化できます。これにより「なぜ血糖が動いたか」という理由がひと目でわかり、自分らしい健康的な生活を自分でデザインできるようになるのです。
進化したスマートなデバイスと共に、もっと自由で、負担のない新しい健康管理の一歩を踏み出してみましょう。Dexcom G7によるスマートな健康管理を、ぜひ体験してみてください。

※販売名:Dexcom G7 CGMシステム 承認番号:30500BZI00035000 「Dexcom」、「Dexcom Follow」「Dexcom Clarity」、「Dexcom Share」と関連するブランドマークはDexcom, Inc.がその権利を有しています。
参考文献
新規持続グルコースモニタリングシステム Dexcom G7の特徴とリアルタイムCGMの臨床成績


