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自分らしく生きるためにできることー後悔しない健康との向き合い方

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自分らしく生きるためにできることー後悔しない健康との向き合い方

当記事の執筆は、臨床心理士・公認心理師  石倉美希が担当しました。
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「自分らしく生きたい」と思っても、それがどんな状態なのかは、案外はっきりしないものです。毎日を過ごす中で、ふと「このままでいいのかな」と立ち止まってしまう瞬間もありますよね。

さらに、健康といっても今の自分に最優先なものとは思えない方も多いことでしょう。

本記事では、「自分らしく生きる」という感覚を手がかりに、健康との向き合い方を整理していきます。

これからの時間を、より納得感をもって過ごすためのヒントを一緒に見つけましょう。最後までどうぞお付き合いください。

自分らしく生きるってどういう状態?

自分らしく生きるってどういう状態?

「自分らしく生きる」という言葉に、明確な定義があるわけではありません。

ただ、日々の中でふと立ち止まったとき、「今の自分っていいな」と思える瞬間があるなら、そこにはその人なりの自分らしさが表れているといえるでしょう。

そうした感覚は、特別な出来事を経験したときよりも、日常の過ごし方や、自分のコンディションに左右されることが少なくありません。

気持ちや体に余裕があるときほど、自分の選択に納得しやすくなる人もいるでしょう。

好きなことができていると感じられる

自分らしさを感じる場面は、必ずしも大きな達成や変化の中にあるわけではありません。

好きなことに時間を使えたときや気になる場所に出かけられたときなど、小さな積み重ねが、「自分の人生をちゃんと味わえている」という感覚につながることがあります。

一方で、体調や疲れが気になり、やりたいことを先延ばしにする日が続くと、気持ちの面でも余裕がなくなっていくと感じる人もいます。

自分で選んでいるという感覚がある

自分らしさを支えるもうひとつの感覚は、日々の選択を「自分で決めている」と感じられるかどうかです。

忙しさに追われていると、選択そのものが後回しになることもあります。
それでも、「今日はこう過ごそう」と考えられる余地があると、生活全体を自分のものとして捉えやすくなりそうです。

また、自分で選択した日々をコツコツと積み重ねていくと、自信にもつながりますね。

実際、健康に関する行動についても、「誰かに言われたから行う」のではなく、自分で選んでいると感じられるかどうかが、その後の向き合い方に影響するという考え方があります。

「自分らしく生きるってどういうこと?」と模索するうちに、健康との距離感も少し変わってくるかもしれません。

健康を意識しにくいのは自然なこと

健康を意識しにくいのは自然なこと

健康について考えたほうがいいとわかっていても、日常の中でそれを強く意識し続けるのは、簡単なことではありません。

仕事や家のこと、目の前の予定に追われていると、体調や将来のことは、どうしても後回しになってしまいますよね。

それは怠けているからでも、意識が低いからでもなく、多くの人にとってごく自然なことです。

自分は大丈夫と思ってしまう理由

多少の疲れや不調があっても、「そのうち回復するだろう」と考えてやり過ごすことは、日常の中では珍しくありません。実際、これまで大きな問題なく過ごせてきた経験があれば、なおさらそう感じやすくなります。

人は、今すぐ困っていないことについては、深刻に考えすぎないようにできています。

そのほうが心の負担も軽くなり、日々を回しやすいからです。健康を強く意識しない状態が続いていたとしても、それ自体は不思議なことではありません。

体の変化はゆっくり進む

健康のことを考えにくい理由のひとつに、体の変化はとても緩やかに進む、という点があります。

急に大きな不調が出るよりも、「最近、少し疲れやすいかもしれない」「前より回復に時間がかかる気がする」といった小さな違和感から始まることのほうが多いものです。

その程度であれば、生活を大きく変えるきっかけにはなりにくく、気づけば同じペースで日々を過ごしている、という人も少なくないでしょう。

心理学的にも、自分にとってマイナスな影響をもたらす情報をつい見逃したくなる働き(正常性バイアス)は、不安やストレスから身を守る正常な作用です。

「毎日変化に向き合うのはストレス」という方も、1年に1回の人間ドックや健康診断などはご自身の体と向き合う機会として大切にしていくとよいでしょう。

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「まだ大丈夫」が通じなくなるタイミング

気づかないうちに日々の疲れが積み重なり、ある日ふと「思ったより疲れが取れない」と感じるような体験が自分にも起きるとは想像しにくいかもしれません。

しかし、年を重ねるにつれて、疲れが普段の行動や日々の選択に影響し始めることがあります。

思ったよりも疲れが取れない

年齢を問わず、仕事や家事など日常の中では疲れを感じることがあるでしょう。
しかし、若い頃なら休めば回復していた疲れが、同じやり方ではなかなか抜けなくなると、 自分の体と向き合うきっかけになる人もいるようです。

この変化に気づきにくいのは、 体の状態の変化が一夜にして起きるものではないからです。
小さな違和感が積み重なって、ある日ふと 「これ、前より感じる頻度が増えたな」と感じることがあります。

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失ってから気づく健康の価値

体調や体力は、何か大きな異変が起こるまで目立たないものです。
たとえば、以前は楽しめていた活動が、「疲れちゃいそうだからやめておこうかな」と思ってしまう自分に気づいたとき、その変化に驚くことがあるかもしれません。

これは、健康状態そのものだけでなく「自分を健康だと思える」ことが、生活の選択肢や気持ちの余白に影響するからかもしれません。

令和5年の内閣府委託調査(※)によると、50~60代のうち男性の約3割、女性の約2割が「健康でないと思う」と回答しています。

年齢とともに、体の状態だけでなく、自分をどう感じているかが変わっていくことがうかがえます。

こうした変化は、すぐに生活を大きく変えるものではありません。ただ、自分らしく動いていくための土台が、少しずつ揺らぎ始めるタイミングであるのは確かでしょう。
※内閣府 男女共同参画局 令和5年度 男女の健康意識に関する調査 報告書のポイント

自分らしく生きるための健康という土台

自分らしく生きるための健康という土台

「健康が一番」とはよくいわれるものの、日々の生活に困ることがないと、健康を目指す必要性が感じられないのは当然ともいえます。

少し視点を変え、健康であることをゴールとするのではなく、土台であると考えてみませんか。健康的なよい状態が土台にあると、より自分らしく生きるのにつながるかもしれません。

やりたいことを続けられる

健康の先にあるのは長生きだと思われがちですが、どれだけ長く生きるかだけではなく、よりよく生きる(ウェルビーイング)という考え方も重視されるようになってきました。

ウェルビーイングは、肉体的・精神的・社会的にもすべてが満たされている状態を指します。この中のどれかが欠けていると、その他が満たされなくなってしまうこともあるのです。

たとえば、体調が安定していると、外出や人付き合い、趣味の時間などの日常の選択肢を保ちやすくなります。一方で、体が元気だとしても、社会とのつながりが希薄になると、孤独感などから気持ちの落ち込みにつながる可能性もあります。

やりたいことを続け、心から自分らしくよい状態を送るには、心身の健康について考えてみる時間を作ってみてはいかがでしょうか。

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ウェルビーイングの意味とは?~定義や自分でできることを知ろう~
長生きの秘訣はある?~食事・運動・睡眠など生活習慣ごとにご紹介~ 

将来の選択肢が増える

目に見える不調がないときほど、健康を意識する場面は少ないことでしょう。しかし、体が思うように動くかどうかで、選べる行動や気持ちの余裕が変わってくることがあります。

今の生活に十分満足していたとしても、将来ずっと変化しないとは限りません。

たとえば、「海外でしばらく暮らしてみたい」「富士山に登ってみたい」と新しいチャレンジをしてみたいと思ったときに、体調を理由に諦めてしまう自分に、納得できそうでしょうか。

健康を意識することは、制約することばかりではありません。将来の自分に選択肢を残しておくための準備、と捉えると少し前向きな気持ちも生まれてきそうですね。

まずは今の自分を知ることから

まずは今の自分を知ることから

「より自分らしく生きていきたい」と思ったときに、まず始めたいのは「今の自分」を知ることです。

何かを変える・変えないの意思決定をする上でも、判断材料があるとより安心できますよ。

知るだけで意識は変わる

まずは今の自分の土台となる、健康状態について、記録をつけてみましょう。

たとえば体重や血圧、ストレスなど、一番気になる項目だけでもOKです。記録をつけると、変化が視覚的にわかりやすくなるという利点があります。

さらに、その変化を観察していると健康に対する意識が変化し、改善するための行動が自然と生じることでしょう。

弊社が開発した健康管理アプリ「シンクヘルス」では、体重・体脂肪・血圧・血糖値などの体のデータ、食事や運動などの生活習慣など、健康に関するあらゆる情報を簡単に入力、管理できます。

とくに入力が大変な食事記録は、写真からAIが自動分析をしてくれる機能もあり、記録の続けやすさもサポートしてくれますよ。

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頑張らないほうが続けられる

「大きな変化がないのは、何もしていないのと同じ」と感じられる方もいるかもしれません。しかし、体の変化は基本的には劇的には起こりにくいものです。

短距離走のように全力疾走していくよりも、マラソンのように長い距離をペース配分しながら進んでいくイメージで続けてみましょう。

ときには、不健康とされている行動をしてしまう日があっても、またいつもの生活に戻ることを意識していけば、我慢のストレスも軽くなるかもしれません。

まとめ

自分らしく生きるとは、日々の選択に納得できているかどうか、やりたいことに手を伸ばせる余地があるか、そんな感覚の積み重ねなのかもしれません。

健康は、そのためのゴールではなく土台です。

何かを我慢するためではなく、これからの時間を自分らしく選び続けるために、そっと支えてくれるものと考えることもできます。

もし立ち止まる瞬間があったなら、まずは今の自分の状態を知ることから始めてみるのはいかがでしょうか。

本記事が小さな気づきを重ね、後悔しない健康との向き合い方につながっていくヒントになれば幸いです。

なお、弊社の開発する無料アプリ・シンクヘルスでは血糖値・体重・血圧などの記録がカンタンにできます。日々の健康管理でぜひ活用してみてください。

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参考文献
石井・森田(2022). 健康行動における自律性の概念分析 日本健康医学会雑誌 31(1). 71-77.
伊藤・小玉(2005). 自分らしくある感覚(本来感)と自尊感情がwell-beingに及ぼす影響の検討 教育心理学研究 53(1). 74-85.
内閣府 男女共同参画局 令和5年度 男女の健康意識に関する調査 報告書のポイント

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