魚肉ソーセージの栄養は健康にいい?~体に悪いといわれる理由も解説~

当記事の執筆は、管理栄養士 佐藤久美が担当しました。
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手軽に栄養が摂れる食品として人気の魚肉ソーセージ。
コンビニやスーパーなど身近なお店で購入でき、常温で保存できたり、調理しなくても美味しく食べられたりと、とても便利な食品です。
そこで今回は、魚肉ソーセージに含まれる栄養について紹介します。
健康効果や体に悪いといわれる理由についてもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
魚肉ソーセージの栄養と健康効果

魚肉ソーセージの主な原料は、スケトウダラなどの魚です。
そのため、たんぱく質やカルシウムなど体作りに欠かせない栄養素が詰まっています。
筋肉や臓器の元となる「たんぱく質」
魚肉ソーセージ1本(70g)あたりには、8gのたんぱく質が含まれます。
これは、卵1個(50g)に含まれるたんぱく質(6.1g)よりも多いです。
なお、たんぱく質は筋肉や臓器の元となる重要な栄養素です。
さらに酵素やホルモン、免疫物質としての機能も担っています。
そのため、たんぱく質が不足すると筋力が低下したり、病気にかかりやすくなったりするでしょう。
魚肉ソーセージは手軽に食べられるため、忙しい朝や間食にも取り入れやすいです。
お弁当のおかずにするのもよいですね。
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骨や歯の主要な構成成分「カルシウム」
カルシウムは、骨や歯の主要な構成成分です。
そのためカルシウムが不足すると骨や歯が弱くなり、骨粗鬆症のリスクが高まります。
ちなみに、魚肉ソーセージ1本(70g)あたりのカルシウム量は70mgで、牛乳コップ1/3杯に含まれる量と同程度です。
魚肉ソーセージは常温保存できるものが多いため、外出先などさまざまなシーンでのカルシウム補給に役立ちます。
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1本のカロリーはどのくらい?

魚肉ソーセージ1本(70g)は111kcalで、コンビニのおにぎり1個分の白米(100gあたり156kcal)よりも低カロリーです。
さらに同量のウインナー(豚肉のソーセージ)と比べると、半分程度のカロリーとなっています。
なぜなら、魚肉ソーセージはウインナーよりも脂質が少ないからです。
| カロリー | 脂質 | |
| 魚肉ソーセージ | 111kcal | 5.0g |
| ウインナー | 223kcal | 21.4g |
| ※70gあたり |
この表から、魚肉ソーセージに含まれる脂質はウインナーの1/4程度であるとわかります。
では、同じく水産練り製品である焼きちくわとも比べてみましょう。
| カロリー | 脂質 | |
| 魚肉ソーセージ | 111kcal | 5.0g |
| 焼きちくわ | 75kcal | 0.3g |
| ※70gあたり |
このように、魚肉ソーセージはちくわより高カロリーでした。
なお、スーパーでよく見かける5本入りの焼きちくわは、1本30g前後のものが多いです。
そのほか魚肉ソーセージとちくわでは、食感や風味、保存期間、保存方法が異なります。
料理や使用するシーン、目的に合わせて選ぶとよいでしょう。
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ダイエット中の活用法
魚肉ソーセージをダイエットに活用する際は、ウインナーや菓子の代わりに食べるのがオススメです。
そうすることで、摂取カロリーを抑えつつも、たんぱく質やカルシウムなどダイエット中も必要な栄養素を補えるからです。
ウインナーと魚肉ソーセージは同じような調理法で食べられるため、簡単に置き換えられます。
また、魚肉ソーセージは常温で持ち運べるうえ、調理せずに食べられるので菓子のように手軽に食べられます。
ただし、魚肉ソーセージも食べすぎればカロリーの過剰摂取となりますし、そればかり食べていては栄養が偏り体調を損ねてしまう原因にもなりかねません。
ダイエットに魚肉ソーセージを利用する場合は、1日1本など目安を決めて取り入れるとよいでしょう。
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体に悪いといわれる理由

魚肉ソーセージは塩分や添加物を含むため、身体に悪いといわれることもあるようです。
どのくらいの塩分を含むのか、どのような添加物が入っているのかについて詳しく見ていきましょう。
塩分量は1本あたり1.5g
魚肉ソーセージ1本あたりには、1.5gの塩分が含まれます。
なお日本人の食事摂取基準によると、塩分摂取の目標量は成人男性1日7.5g未満、成人女性1日6.5g未満です。
ゆえに魚肉ソーセージを2〜3本食べるだけで、目標量の半分程度摂取していることになるでしょう。
ちなみに味噌や醤油など日本に馴染みのある調味料は、多くの塩分を含みます。
そのため、日本人は塩分を摂りすぎる傾向にあるのです。
そのうえ毎食のように魚肉ソーセージを食べていると、食事全体の塩分摂取量が過剰となる可能性が高まります。
塩分の過剰摂取は高血圧の原因にもなりますので、魚肉ソーセージも食べすぎには注意しましょう。
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添加物は安全性が認められている
魚肉ソーセージなどの加工食品には、添加物が含まれる可能性もあります。
ただし、使用されている添加物は安全性が認められているもののみですから、過度に心配する必要はありません。
どうしても気になる方は、パッケージに記載されている原材料を確認し、添加物の含まない魚肉ソーセージを選ぶとよいでしょう。
健康にいい食べ方とは?

魚肉ソーセージの健康にいい食べ方を紹介します。
・魚肉ソーセージの塩味を利用して調理する
これらは、魚肉ソーセージに含まれる塩分に配慮した食べ方です。
野菜には、体内の余分な塩分を排泄する働きのあるカリウムが含まれます。
そのため塩分が気になるときは、サラダや和え物などたっぷりの野菜と魚肉ソーセージを一緒に食べるとよいですね。
炒め物など魚肉ソーセージに味付けするときは、薄味を心掛けましょう。
魚肉ソーセージには塩味があるため、普段より調味料の量を減らしても美味しく感じるかもしれません。
また、最近では減塩の魚肉ソーセージも販売されていますから、試してみるのもよいでしょう。
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まとめ
今回は魚肉ソーセージの栄養について解説しました。
魚肉ソーセージには、たんぱく質やカルシウムなど体作りに欠かせない栄養素が詰まっています。
低カロリーでダイエット中も活用しやすいですが、塩分が多いため食べすぎには注意が必要です。
そのため、魚肉ソーセージは1日1本など目安を決めて食べましょう。
血圧が気になる方は、野菜と一緒に食べたり、減塩の商品を利用したりするとよいですね。
それでは当記事を参考に、手軽に食べられる魚肉ソーセージを健康維持にご活用いただけたら幸いです。
なお、弊社の開発する無料アプリ・シンクヘルスでは体重・カロリー&糖質を含む、食事・血糖値などの記録がカンタンにできます。日々の健康管理でぜひ活用してみてください。

参考文献
文部科学省 食品成分データベース
厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書 よくある質問(消費者向け)




